みなさんこんにちは!
今回は大阪市此花区のA様邸にて、カバー工法による、
ガルテクトの施工を行いました。
A様邸の屋根には、もともとカラーベストが施工されておりましたが、
今回はカバー工法を採用し、カラーベストの上から、
新たにガルテクトを施工いたしました。
まずは施工前の状態をご覧ください。
こちらが施工前のカラーベストです。
カラーベストを保護するための塗料が劣化し、
白く変色しているのが見受けられます。
今回の工事を行う際に、補修方法には二つの選択肢がありました。
一つ目は、「葺き替え・葺き直し」です。
二つ目は、「カバー工法」です。
葺き替え・葺き直しについて詳しく知りたい方は、
ぜひ当方の過去のブログ記事をご参照ください。
ここでは簡単にご説明いたします。
葺き替え工事は、屋根材と下地材を新品に取り換える工事の事で、
葺き直し工事は、取り付けられていた屋根材や防水シートを補修して、
再び取り付ける工事の事を言います。
カバー工法は、古い屋根の上に、防水シートなどの下地を張って、
その上に軽い屋根材を被せる工法です。
また屋根の頂部にある棟板金も付け替えることが多いです。
今回は、劣化はしているものの、
葺き替え・葺き直しを行う程ではないと判断し、
カバー工法を採用いたしました。
こちらの方が断然早く、そして安く施工することが可能です。
お待たせいたしました。
カバー工法工事の施工風景をご説明いたします!
まずは棟板金を撤去します。
カラーベスト屋根の場合、この棟板金が劣化し、錆びて穴が開いていたり、
めくれていたりと、雨漏りの原因になりやすい部分となります。
続いてカラーベストの上に、防水シートを施工していきます。
この際には、しっかりとケラバの中まで防水シートを張っていきます。
ケバラとは、屋根の側面の中で、雨樋が付いていない部分の事を指します。
防水シートがしっかりと張り終えれば、次はガルテクトの施工を行います。
ガルテクト施工後は、棟を取り付けて完成です!
丁寧で美しい仕上がりです!!!!
此花区のA様、ありがとうございました(^^)
当方では、屋根に関することなら幅広く対応しておりますので、
お気軽にご相談くださいませ!